BLOG
ブログ

そしてボブ

 

CanCam 5月号のボブ企画でもお仕事させていただきました。
確実にモデルさんのご両親と年齢が近くなって来た今日このごろです。
ページをめくると、近頃大人っぽくなったと評判の七恵ちゃんも登場。
朝練のスッピン姿を見た後なので、メイクテクニックが光ってみえます。。
腕上げてますね、流石プロです。
こちらも、ボブ。
裾の治まりが悪い場合は、襟の内側を少し短めにカットすると自然に内側に入り、
耳の後ろのボリュームが膨らみやすい人や後頭部の形が悪い人は
後ろのミドルセクションまでショートグラデーションベースで作るなどすると、自然なハンドブローで
まとまりのいい仕上がりが得られます。
朝、時間のない方・・ にもオススメですw

基礎

 

世間でも新しい空気が流れるこの季節。
S.の新人 “りょうすけ”くんです。
皆さんよろしくお願いします。
そんな彼らの初めての仕事は何より掃除です。
単純明快でシンプルな作業ですが、これがなかなか奥が深い。
普通の仕事も普通じゃない情熱をかけて追求し、継続と進化を重ねるにつれ
誰にもまね出来ない普遍的な価値へと繋がるわけです。
そんな大切な軸になる習慣を体にしみ込ませるのが、この掃除だったりします。
後になって解る事ですが、掃除の完成度でその時の己の全てが解るようにもなります。
そして、これらの全てをすっかり丸呑みにして、どんな事でも楽しめだしたら超人。
どうぞ皆さん暖かく見守ってあげてください。

生物多様性

 美容界やファッション界でも、何かと話題になる自然と調和のとれたライフスタイル。

感性で仕事をする人たちが何かを感じ始めてるのかもしれません。
美容室でもオーガニック系プロダクツの台頭がめざましい今日この頃ですが
無理矢理こじつけて 
“奇跡のリンゴ” の著者 木村秋則さんの講演にいってきました。
ようするに、行きたかっただけです。
木村さんです。
声は間違えなかったのですが、前歯までは確認出来なかったです。
多分、木村さんです。
講演の最中に何度か出て来た “生物多様性 ”
虫や鳥達も喜ぶだろうな~と木村さんがこぼした言葉は印象深かったです。
全てにおいて多いに賛同しました。
何かでつなげます。

3Dボブ

 

マリソル5月号 3Dボブ 企画で2点作らせてもらいました。
ボブの定義は難しいところではあるのですが、
横顔美人に作るのがポイントです。
顎のラインの延長線上にカットでボリュームをもってくる、、などなど。
あとはその時のファッションや気分も含めて “な~んとな~くの女性像” を掴むことですかね
意外と美容師の作風の好みって横からのシルエットに出るんです。
そんな違った目線で紙面をみてみるとまた、ひと味マニアックでおもしろいかもしれません。
同じサロンで働いているとやはり作風は似るもんですが、それでも微妙に好みが見えるもの。
人が作る仕上げの姿を横からチラ見して “ほうっ” なんてのも密かな楽しみだったりもします。
皆さん、意外と横から見られてますよ~

個性

 

 
創業期のS. で活躍してくれていた kunio くんがNYから奥様と
電車で前に座られたら目が釘付けですね・・・
今回は C H R I S T I A N    D A D A のコレクションのヘアーデザインとエキシビジョンのお仕事での来日です。
素晴らしい世界観でした。
こうした活躍は一握りだったりもするのですが、それ故に嬉しくもある訳です。
この個性は並の苦労じゃでませんからねw
(きっと入国審査さえ厳しいはず・・・)
しかし、濃いな。

大切な

 

サロンでお客さんの髪を切る時も広告撮影でスタイリングをする時も、当たり前の事ではあるの
ですが、まずはコミュニケーションの時間が大切で、話もせずに“パッ”と伝わる時もあれば、話し
ながら少~しずつじわじわ浮かんで来たりとその時々で違うのですが。この共有が楽しくもある
訳です。

組織やチーム作りにも通ずるところがあって
“この感じだとヘアーは自然な質感がいいね。”
“強さを目に出してくれる?、、”
“動き過ぎじゃない?”
なんて何気ないやり取りが行われ皆の気持ちが一つになっていく。
これをちょっと怠るとズレが生じたりして誤解のもとになる。
現場もサロンも会社も一人一人の感性をぶつけ合い、愛情のもとに協調性が高まったところに成
長もあり
結局のところこれを共有したいだけなのかもな~とも思う訳です。
ロシアのイケメンはWミルクのコーヒーとジョンのタバコでリラックス。
やりきった後は、そんな大切なことに振り返った朝です。

未来に残すもの

近頃読んでいた本です。
旅をしていた時期にどんどんパッキングの荷物がシンプルに必要最低限の物になっていった事を思い出します。
現代から未来に自分の生活必需品を絞り込むとすると、ほとんど身の回りの自分の一時期の欲をみたすだけの買い物は結果ゴミだったのか?って事に気がつかされる一冊です。
きっと本もデータになっていくでしょうしね。。
いろんな板の数がどんどん増えてる状況で言うのもなんですが、捨てる事から始めたくなる一冊です。
2冊目は地球に迷惑をかけず人間が生きるすべってところでしょうか。
幼少期、病気がちだった僕が玄米食に変えた事により見違えるほど改善し両親がどっぷり食にはまっていったころの一冊だと思います。
親から受けた教育のルーツ的な。
この本は僕も未来の子供達に本棚に残しておこうと思う一冊です。
  “3.11”
今日もハサミで頑張りたいと思います。
黙祷。

軌道修正

 

昨日のお休みの話、大雪の後スキー場の柵を乗り越えコースを外れて林間に飛び込んでみました。
*本来は装備が必要です、良い子はまねをしないでください。
いつかはトライしてみたいと思っていたバックカントリーは突然訪れます。
斜面にはもう既に人が通った何本ものラインもあり、安易な気持ちで勢い良く飛び込みます。
しかし、調子が良かったのは初めの10秒。
見た目より思いのほか雪が深くいきなり溝で派手に横転。
その瞬間からは本当に旅でした。。。
体を起こそうにも、雪が深く身動きが取れず、腰から下も埋もれてしまい板も出せないしまつ、
焦れば焦る程深みにはまり、しばらくもがくのを止めて考えます。
“これ、、、マジでやばい。。。”
少しずつ時間をかけてやっとの思いで体勢だけは立て直すも一緒に飛び込んだ友人もリフトの姿もどこえやら。
人工的に作られたコースと本当の自然界とは全くの別ものだと気がついた時には時すでに遅し。
きっと、ここ近年でこんな表情はした事がないってほどに焦った顔をしてたと思います。
己に目の前の事を楽しもうと言い聞かせながらも
滑っては雪に溺れるを繰り返し、携帯で友人に連絡を試みるも、寒さで携帯もフリーズ。
いよいよ野生に向き合い必死で下る事2時間。
友人に会えた時には興奮と不安からの解放で大爆笑でした。
しかし、抜け出してみると沢山の学びと何やら体には自信がみなぎり、10代にでもなったかのような切れ具合。
大自然にぶん殴られ軌道修正されたような気分でした。
全くもって美容には関係のないお話ですが、
ただいまそんなことでいい感じです。

“黒髪”

 

美的の3月号で黒髪特集のヘアを担当させていただきました。
黒髪と一言で言っても近頃のトレンドは6レベル程の自然なダークトーンまで幅広く
ショートやボブ、前髪などのカットがポイントになる髪型により一層のツヤとコントラストを与えてくれます。
地毛で行くと言うよりは一枚かぶせるといった印象。
そんな黒髪の分析が満載です。
欧米ではなぜかアジア系は黒髪がモテるんですよね。。。
ただしあくまでも古風な和髪の向かうのではなく逆輸入したような女性像を目指すのがポイント。
ちょっとした気分転換にいかがでしょう?

自然光

 

都内某ハウススタジオ、JJの春号ヘアーページでの撮影風景。
こんな光が入る生活良いですね、窓の大きさが半端無いです。
でも、住むにはちょっとこの窓枠は落ちそうで怖いかな。。。
暖かくてご機嫌な朝でした。
春も近いですね。